新卒採用者とのトラブルが不安な場合は労務顧問契約を考える

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10月1日に企業の内定が一斉に始まりました。この慣習はなかなか変わりませんね。いまどきの若者が考える勤労観は昔と俄然変わっております。新卒採用者とのトラブルが不安な場合は労務顧問契約を考えてみましょう。優秀な人材は絶対に逃さないようにしましょう。

「最近の若者は・・・」??

いつの時代も聞かれる言葉です。時代によって雇用環境も異なれば、若者の意欲、能力も異なります。いまは高度に進んだ情報化社会、優秀な知識労働者の囲い込みとともに、情報に対するリテラシーの確立が厳しく問われる時代です。望ましいことではないかもしれませんが、若者の中でも優劣二極化しているように思われます。有能な人材の獲得、情報漏洩などトラブル回避は社会保険労務士を積極的に活用する事で可能となります。

情報漏洩のリスク

最近は、定期的にといっていいほど、官公庁や大手企業の情報漏洩のニュースを耳にします。公に出ていないヒヤリハットは数えきれないでしょう。SNSの中で育った若者は、しっかり教育しないことには、会社の機密情報を気軽に扱ってしまう恐れがあります。インターネット上に一度公開されると、消去することが不可能となってしまいます。
重要となるのは、入社時のくどいくらいの教育です。
秘密保持に関する誓約書には、退職後も守らなければならないこと、損害に対する賠償請求についても必ず記載しましょう。
就業規則の服務規律や懲戒規定にも、その旨定めるとともに、個別労働契約にも記載し読み合わせるくらいが必要です。プライバシーマーク取得企業では、必ず、入社時に教育を行います。
※このような細かな注意点を私共はポイントポイントでクライアント様のご担当者様に伝えております。

知識労働者の獲得に向けて

それだけ情報が重要な時代となりました。いまは資本がものをいう時代ではありません。いわゆるGAFAの例を見るまでもなく、従業員のアイデアが大きな価値を生み出すのです。現代経営学の父、P・F・ドラッカーも、すでに来ている未来として知識社会の重要性を説いていました。
巨大な資本は必要がなく、若者の柔軟な頭一つで巨万の富を得ることができるのです。
だからこそ、旧態依然とした、上意下達の硬直した組織ではなりません。優秀な若者は逃げてしまいます。その若者の持つ能力、強みを最大限発揮し、自己実現の喜びを感じてもらえるような、組織体制が必要といえるでしょう。

まとめ

原始はともかく、近代産業化以来、今ほど各人の能力が問われている時代はないでしょう。投下資本の多寡ではなく、いかに優秀な人材を確保するかに企業の将来がかかってきます。また、問題社員を抱えてしまった場合のリスクも同様に大きくなりました。

人に関する専門家としては、医師や人類学者、様々な職種がございますが、労働者を専門とするのは社会保険労務士に他なりません。
社会保険労務士の中でも、個人で営業されている方が多いのが現実です。
東京都千代田区にございますBSP社会保険労務士法人は、新卒採用者を含め、労働者としっかり向き合いながら経営を行っております。
労働者の気持ちを汲みながら、その能力を最大限活かせるよう、あなた様企業をサポートいたします。