社会保険労務士に初めて労務顧問を依頼する場合の手順は

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もう6月も半ばとなりました。新入社員は落ち着きましたでしょうか。会社の組織力は労務部の力量にかかっています。労務部はうまく機能していますでしょうか?社会保険労務士に外注という選択肢もございます。初めて社労士に労務顧問を依頼する場合の手順を見てまいりましょう。

まずは依頼の前にゆっくりとヒアリングを

貴社の労務部が従業員をうまく管理している場合は、このコラムは不要です。
労務部はあるけれどこれでいいのかという不安や疑問、人が増えてきたので、もっと円滑に業務を進めたいなどのご要望がございましたら、社会保険労務士の活用をお考え下さい。
社労士といっても、なかなか知り合いにはいないかもしれません。
以前のコラムで、社労士の選び方を詳述していますのでご参考いただけますと幸いです。

さて、初めて労務顧問を依頼する際の手順ですが、何も身構えることはありません。
何百社もみてきた社会保険労務士の方が、どの部分が重要かわかっていますので、適切な質問をいたします。
あなた様企業は、就業規則や賃金台帳、出勤簿などの書類をご用意いただければ十分です。
社会保険労務士の側から、まずはあなた様企業の具体的な仕事内容や、従業員の人員・特性をお聞きし、また各種帳簿から問題点を洗い出します。
直近でお悩みのことをお話しいただければ、そこから全体像を確認してまいります。

丸投げも考え方によってはアリです

社会保険労務士事務所のサービスも各社それぞれです。
顧問料内でできること、別途費用が掛かること、原則として承らないことなど、それぞれ定めています。
初めて労務顧問を依頼する場合は、まるっと受けてくれる社労士がいいかもしれません。
社会保険労務士が、どこまでサポートしてくれるのか、その中でも自社でできるものはどれか、と選別ができます。

あなた様企業が、右肩上がりの成長をしている場合は、労務部門をそのまま社労士に委託することも考えられます。
自社戦力を、本業に集中させるのは重要なことです。

まとめ

東京都千代田区のBSP社会保険労務士法人は、当然、業務量に応じて適切なお見積もりを立てますが、なるべく企業の負担を減らしたいという思いで営業しています。
ただ、入退社手続きをするだけでなく、企業の抱える様々な問題にコミットし、あなた様企業には自由に本業に打ち込んでもらいたいからです。
いままで、自社で行っていた労務業務、一度社会保険労務士を活用してみませんか。