コロナ禍に強い社会保険労務士の選び方はどうすればいい?

ミドリガメ

東京都千代田区のBSP社会保険労務士法人、代表岸本です。こんにんちは。さて、少しずつワクチン接種が始まってまいりました。一刻も早いコロナ禍の終息を願っております。憎らしいコロナウイルスですが、社会生活上の一般常識に強烈な問題提起を与えたのも事実です。働き方改革の名のもと、テレワークの推進も政策として掲げられていましたが、実際にテレワークを推進させたのはコロナ禍でした。それでは、コロナ禍に強い社会保険労務士の選び方を確認していきましょう。

助成金は必須

まずコロナ禍に強い社会保険労務士の必須条件として、助成金の対応があげられます。
前回のコラムでも記載しましたが、日本の場合、政府は直接個人を救済するよりも、企業の雇用維持のもと、企業に国民の生活の保障を求めます。その最も有名なものが、雇用調整助成金です。
今回のコロナ禍では、助成金に携わっていない同業者からの紹介が多数ありました。中には、一番の危機に陥っているときに役立たない社会保険労務士を見限った企業もありました。
雇用調整助成金一つをとっても、細かいルールが数々あり、知っているか知らないかで受給額に大幅な差が出てしまいます。
例えば、現在では「業況特例」という制度があり、売り上げが5%どころか、30%以上落ち込んだ企業には、より多額の助成金が支給されることになっています。
顧問社労士がそのような制度をアンテナを高く張り、知っているか知らないかによって企業経営が大きく左右されます。

新しい働き方への理解

コロナ禍によってテレワークを行う企業が一気に増えました。弊社クライアントの多くもテレワークを導入しています。
そして、テレワークを行う際の労務管理の在り方から、いわゆる在宅手当の性質まで多くの質問に模索しながら答えてまいりました。
働き方が今後も大きく変わってまいります。最新の雇用・労働の在り方に常にアンテナを張っているコロナ禍などの緊急事態に強い社会保険労務士が、社会から求められています。
また、ZoomやTeamsなどを使ったミーティングの機会も増えました。クライアントとの距離がある意味近くなったと感じています。

まとめ

コロナ禍は今なお続きそうです。その中で、コロナ禍に強い社会保険労務士をどう選ぶのか。簡
単ではありませんが、各社会保険労務士のホームページを、上記の視点から比較してみることをお勧めいたします。
助成金は対応可能か、新しい情報をいち早く取り入れているか、オンラインミーティングも可能かなどの視点です。
東京都千代田区のBSP社会保険労務士法人は、コロナ禍終息後の急激な労働力不足まで見据えて、いま、そして未来を考えています。
新しい雇用の在り方、一緒にトライしていきましょう。