千代田区でコロナ禍に強い社会保険労務士の選び方は?

うりぼう

コロナ禍は実質第4波に突入しました。早くおさまることを願ってやみませんが、現実的には、目下の状況と格闘していくほかございません。東京都千代田区のBSP社会保険労務士法人にも、この1年、多くの相談が寄せられました。悲痛な訴えも多く、どこまでお役に立てたのか自問自答の日々でございます。そこで今回は弊社のございます千代田区を例にコロナ禍の補助金申請業務等に強い社会保険労務士の選び方をご紹介してまいります。

士業は用心棒

今回、依頼の多くを、同業の社会保険労務士からいただいたのが驚きでした。コロナ禍で、最も社会保険労務士が活躍する場は、雇用調整助成金の申請サポートでした。
2020年3月、4月頃は、東京労働局の助成金部局も全く電話がつながらず、コロナ対策としての制度改定も、今までの助成金業務で培った勘所をフルに発揮し、申請業務を行わざるを得ませんでした。
ですので、普段、助成金業務を行っていない社会保険労務士から、顧客の助成金申請を手伝ってほしい、という依頼をいただきました。
なかには、この際、弊社に委託替えしたいというお客様もいらっしゃいました。
士業は用心棒です。企業は、人事労務面でいえば、労務トラブルに巻き込まれ高額請求を受けたときや、事業整理に基づき大量解雇を行わなければならないときなどの緊急事態に陥ることがあります。
今回のコロナ禍における休業手当の多額支払いもしかりです。
緊急時にこそ、士業の真価が問われます。今回の場合は、通常時も損害賠償責任を恐れず、助成金業務を行う社会保険労務士とそうでない社会保険労務士の間で大きな差が出ました。
日ごろから頼りになる士業で回りを固め、想定外のリスクにも立ち向かえるよう準備しておきましょう。

雇用調整助成金の現在 ~まとめ~

雇用調整助成金のコロナ特例は4月末で終了予定ですが、小学校休業等対応助成金や緊急雇用安定助成金は今後も続きます。
雇用調整助成金は本来1年間に限ってしか受給できませんが、昨年の6月以前から開始された企業は、2021年6月末まで申請期間が延長されています。
初回に限って、3か月分まとめて提出できる措置もあります。2回目の緊急事態宣言の影響で、2021年1月分までの遡及申請も可能です。
このような情報は、行政がしっかりあなた様企業の耳に届くようには取り計らってくれません。そのために、経験のある社会保険労務士がわかりやすく企業にお届けすることになります。
アフターコロナの労務管理も気になるところです。机上の学びも必要ですが、常に実戦の場数を踏んでいる社会保険労務士を用心棒として是非お抱えください。
まとめとして千代田区を例にコロナ禍の補助金申請業務等に強い社会保険労務士の選び方は
【どんなスクランブルにも耐えられる実績・実戦経験の豊富な社会保険労務士を選ぼう】
という結論になりました。
東京都千代田区のBSP社会保険労務士法人もその一つとご認識いただければ幸いです。