社労士事務所として日本初の安全衛生優良企業に認定

安全衛生優良企業認定マーク

東京都千代田区のBSP社会保険労務士法人、代表岸本です。令和2年9月25日付で厚生労働省の安全衛生優良企業認定をいただきました。国の認定制度であるにもかかわらず、実はまだトヨタ自動車をはじめ33社しか認定されていません。今後、人材難の時代が必ず訪れます。あなた様の企業でも是非、認定取得を目指してみてはいかがでしょうか?

安全衛生優良企業認定制度とは

近年、ブラック企業という言葉を耳にする機会が増えております。
抽象的な概念ではありますが、行き過ぎた自由競争の中で、利益を確保するため従業員を食いつぶす企業のことです。
実体経済が改善しないなかで、どうしてもブラック企業の出現を阻むのは難しいようです。
就活生や若者にとっては、最初の就業先がどのような企業かによって一生が左右されてしまいます。
そこで、国、厚生労働省が設計したのが「安全衛生優良企業認定制度」です。
画像のマークによって、逆にホワイトな企業を見分けられるようになっております。
簡単に認定取得要件を厚生労働省のサイトより見ていきましょう。

企業の状況として満たしていることが必要な項目

・労働安全衛生法等の違反の状況
・労働災害発生等状況
・その他優良企業としてふさわしくない事項
以上によって優良企業にふさわしいかどうかを確認されます。

企業の取組として満たしていることが必要な項目

・安全衛生体制の状況
・安全衛生全般の取組
以上によって基本的な取組ができているか判断されます。

企業の積極的な取組を評価する項目

・安全衛生活動を推進するための取組
・健康で働きやすい職場環境の整備(健康保持増進対策・メンタルヘルス対策・過重労働防止対策・受動喫煙防止対策)
・安全でリスクの少ない職場環境の整備
以上によって積極的な活動が評価されます。

社会保険労務士法人として初めて認定されました。

簡単に記載しましたが、認定取得はなかなか困難です。
改めて認定取得のための方法を説明していきたいと思いますが、上記ご確認いただいたように、この制度は労働安全衛生法に基づき、労災の少ない、働きやすい職場づくりを目指すことで認定されるものです。
そして、本来、このようなことを会社に働きかけ、優良な職場環境づくりを通じ企業経営の健全な発展をサポートしていくのが社会保険労務士です。
まずは、社会保険労務士法人自体が認定を取得し、それをクライアント企業に普及していくのが重要といえるでしょう。
そこで弊社、千代田区のBSP社会保険労務士法人が社会保険労務士法人としては、全国初の認定を得たということをご報告させて戴きたいと思います。

まとめ

BSP社会保険労務士法人は、厚生労働省の安全衛生企業認定とともに、経済産業省の健康経営優良企業認定も得ています。
クライアント企業にもおすすめして、職場環境改善のインセンティブと考えてもらっています。
これからの人材難・採用難を解消する糸口になり得るのが「安全衛生優良企業認定」です。
いち早く取得することで、優秀な新卒や優秀な転職希望者の判断材料となり、求職者はライバル他社ではなく御社様を優先・第一希望とするようになるのではないでしょうか。
ぜひ、あなた様の企業も、各種公的認定制度をうまく活用して、自社の優良な労働環境をアピールし、有為な人材を獲得していきましょう。