労務相談を社会保険労務士に見てもらうには何が必要?

岩場でくつろぐ豹

皆さんこんにちは。東京都千代田区にございますBSP社会保険労務士法人の代表岸本です。今回は労務相談に関して、より深く考えていきたいと存じます。社会保険労務士は、弁護士のように1時間いくらというような料金設定はいたしませんので、労務のお悩みございましたらお気軽にご連絡いただければと存じます。その際に、どのように伝えたらいいのか何が必要なのか、探っていきましょう。

労務トラブルが起こったら

労務トラブルは、火事と同じで初動が何より重要です。火種が小さいうちに消火しないことには、どんどんと燃え広がってまいります。
人は組織に、一度不信感をいだいたら、何もかも憎らしく思い、周囲の人を巻き込もうといたします。
私も、10数年にわたる社労士業務の中で、幾度となく見聞きしてきました。
ですので、これはちょっと危ないなと思ったら、お早めに社会保険労務士にご連絡いただければと存じます。
顧問客であれば、おおよその流れを速やかに把握し、対応策を提示できるのですが、いきなりのお電話では、最適解はなかなか導き出せません。
しかし、社会保険労務士と顧問契約を結んでいない企業が多いのが現実です。トラブルがきっかけで顧問契約を結ぶということもございます。
まずは、職種や企業規模、事件の態様をお教えいただくとともに、就業規則、雇用契約書、賃金台帳、またメールのやり取りなどを速やかに確認させていただきたいと存じます。
企業側も感情的になっているため、一方のお話だけを伺っていても、客観的な判断を誤ってしまいます。
最悪の事態は訴訟事件であり、その場合裁判官が最も重視するのは事件初期の書証です。
トラブルになる前から問題化するまでの時系列のやり取りをお見せいただくことで、的確なアドバイスを行うことが可能となります。

人を雇ったら、社会保険労務士との顧問契約を

弊社には、毎日のように労務トラブル案件が寄せられます。今どきはモンスター社員も頻繁に登場します。
従業員が、就業規則や評価制度の作成にかかわり、自分の都合のいいように賃金や退職金を定めて、我が物顔で居座る案件なども結構ございます。
早い段階で、注意指導、更には懲戒を適法に行っていれば、職場から退場いただくことも可能です。
それが、感情的に怒号、罵声で応じたり、不当な目的で配置転換したり、給与を支払わないなどの違法行為を会社側が行っていたら、ことは簡単には済みません。

まとめ

あなたさまの会社内や店舗内で従業員との間で問題がこじれそうになったらすぐにご連絡ください。
会社も従業員も納得する解決をしっかりご提案いたします。東京都千代田区のBSP社会保険労務士法人は広く窓口を開けております。
とにかく早めのご相談をお勧めいたします。