労務相談を社会保険労務士に依頼する理由とメリットは?

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労務相談と言えば東京都千代田区にありますBSP社会保険労務士法人、代表岸本です。今回は、社会保険労務士業務の真骨頂、労務相談に関して記載いたします。社会保険労務士と顧問契約をすることのメリットはまさにここにあります。いざという時の用心棒、社会保険労務士の労務相談業務、是非、お知りおき願います。

そもそも労務相談とは

皆様ご存じの通り、企業経営は、人・もの・金・情報という資源から成り立ちます。
それぞれ重要ではありますが、一番取り扱いが難しいのが人です。資源の中で、唯一感情を持つからです。かくいう私も、日々経営する中で人の取扱いに関しては苦闘する毎日です。
企業は、人を組織立てて活用し、より大きな利益を獲得していかなければなりません。
その際に、どのようにして従業員のモチベーションを上げていくか、また、労働者の不適切な言動をどのようにして矯正していくか、一筋縄には当然行きません。
さらには、従前の第一次産業、いわゆる工場労働者を保護するために労働基準法が制定され、その後、各種の取り締まり法規が続々と策定されました。
行政からの取り締まりだけでなく、労働契約そのものの、私的規範的効力としての合理性も厳格に取り扱われる時代です。
ネット社会において、従業員皆さんもある程度の法律知識を備えています。個別労働紛争は統計上右肩上がりに増え続けています。
個別労働紛争を未然に防ぎ、企業防衛するためには、経営者としての経験と法律家としての知識両方が必要です。社会保険労務士はそのために日々研鑽しています。

社会保険労務士が目指すもの

上述のように、労務相談は、単なる法律の知識だけでは行えません。学者は知識こそ優れていますが、実務の場にはいません。
労働基準監督官は、行政としての立場からしか、労使関係を見ることはできません。弁護士は紛争が起こってからの出番となります。
労働トラブルを未然に防ぐ労務相談は、実務家たる社会保険労務士にしかできないのです。
社会保険労務士は経営者の味方か、労働者の味方かなどという問いがよく聞かれますが、労働法のプロフェッショナルとしての社会保険労務士はクライアントのために働きます。
ただし、クライアント=経営者のために働くということは、労働者をないがしろにすることにはあたりません。
労使は一体のものであり、労働者をたたくことは、企業自身の首を絞めることとなります。
働きやすい環境を構築し、労働者の権利を守りながら、企業の発展につなげていくことが、真の社会保険労務士に求められています。

まとめ

社会保険労務士といっても多種多様です。資格試験はマークシート方式です。
知識だけを詰め込んで、実務経験のない社会保険労務士がトラブルの場に出てくると、その火種を大きくするだけの存在になってしまいます。
私は労働者としての経験も、人を雇用する経営者としての経験も長く、また、特定社会保険労務士として、労働法のみならずその一般法たる民法の学びも得ています。
日々、社会保険労務士業務を営む中で、さまざまな種類の労務トラブルと格闘しています。
是非、あなた様企業も、従業員には企業組織を自己実現の場として、その能力をいかんなく発揮していただき、企業経営をますます発展していただくよう願ってやみません。
弊社、千代田区にございますBSP社会保険労務士法人は、実務家であることを誇りとし、日々多くの労務トラブルを解決しておりますので、何かお悩み等ございましたらお気軽にお申しつけくださいませ。